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2008/7/4 金曜日

今夜は米独立記念日

今日の東京市場は、ECBの政策金利発表、そして米雇用統計といった大きなイベントを終えて、各通貨ペアとも あまり大きな動きは見られませんでした。アメリカが今日は独立記念日だということも、積極的な売買を手控えさせる要因となったかもしれません。

 

ドル円相場は、106円台後半で膠着しました。106円60から106円90の間の値幅わずか25銭ほどを推移しました。また、昨日急落したユーロドル相場ですが、こちらも小動きでした。8時半過ぎに1.5675ドルと昨日の安値を更新する動きを見せた後、50ポイントほど買戻しが入りましたが、戻り局面を叩かれる展開となっています。

 

さて、今晩はアメリカの独立記念日ということで、あまり動きは無いと思われますが、米雇用統計、ECB政策金利発表という目先の大イベントを終えて、次は何がテーマなのか?ということになってきますが、来週はサミットが7日〜9日に洞爺湖で開催され、そして7月中旬には米系金融機関の決算発表があります。

 

その結果が市場予想の範囲内なのかどうかという部分もありますが、ここのところ、欧米金融機関というくくりで考えれば、○○セクション10%削減とか、レイオフとかそんなハナシがあちこち出ているようです。翻りまして製造業のほうでも、米自動車大手で25,000人のレイオフなんていう今後の米雇用統計にとっての「弱材料」的なハナシも報道されたりしています。

 

この状況において「強いドル」をどう維持していくのか。と、ファンダメンタルズ的には思いますが、そういった「材料」になりえるのもまた米金融機関の決算、増資話などの可能性もなくはないのかなと思ったりします。ただ、悪い結果になって、「弱材料」となる可能性もありますけどね(苦笑)。

 

利上げが世界中で進んでいた時期にはユーロ>ドル>円なんてことを書いたこともありますが、現状の金利的には4.25%(ECB)>2%(FOMC)>0.5%(BOJ)という感じでもありますので、ドル安が来る、来ないは別にして、円のファンダメンタルズは弱いほうなのかもしれないですね。

 

ま、ひとまずは?週末ですので、皆さん、良い週末をお過ごしくださいね。ではまた来週お会いしましょう。

 

米失業率5.5%、ECB0.25%利上げ

皆さんおはようございます。

 

まずは昨晩の主な経済指標の結果ですが、20時45分にECBが政策金利を25bp引き上げた4.25%にすることを発表しました。また、その後のトリシェECB総裁の記者会見では追加利上げに関しては「no bias」と、現在はバイアスを持たずに中立的な立場であるととれる発言をしています。続いて21時30分に発表された米6月雇用統計では、非農業部門雇用者数が-6万2000人と市場予想の-6万人に比べ弱い結果に、同失業率は5.5%と、こちらも市場予想の5.4%に比べ弱い結果となっています。また同時刻発表の新規失業保険申請件数は40万4000件と、市場予想の38万5000件に比べ弱い結果に、23時発表の米6月ISM非製造業景況指数は48.2と、市場予想の51.0に比べ弱い結果となりました。

 

東京時間からロンドン時間にかけては106円近辺での攻防となっていたドル円ですが、ECBが政策金利の発表をし、トリシェECB総裁が追加利上げに関して示唆をしなかったこと、また、異例ともいえる「強いドルは米国の国益だ」との発言を受けてドルは上昇。ユーロドルが200pt近い下落となり、これを受けドル円も上昇、106円90台と、前日の高値を上回る動きを見せました。ただ、その後はISM非製造業景況指数が好不況の境目といわれる50を下回ったこともあり上値を伸ばせず、106円台後半でのこう着状態となりました。

 

usdjpy080704

 

横ばいになっていますが、このまま雲の上で推移できるのかどうかが東京タイムの焦点となってくるでしょうか。日足チャートをみますと、

 

usdjpy080704b

 

昨晩は107円手前までの上昇をみせていました。で、ここのところ本日106.69に位置している転換線を「ヒゲ」ベースでは抜くものの、NYクローズベースでは抜ききれないという状況にあります。今晩はアメリカの独立記念日ですので、ちょっと動きが出にくいかも知れないですが、来週以降のポイントとしてあげておきたいところです。

 

また、ユーロドルはトリシェ発言もあり、実に200ポイントを超える下落をみせています。

 

eurusd080704

 

15分足では雲の下限が抵抗となるのかどうかの攻防が目先の焦点でしょうか。

日足では、

eurusd080704b 

 

1.5700に転換線、1.5651に雲の上限があります。このあたり雲が薄いので一気に下抜けという危険性もあるのかもしれませんが、今日は前述の上下ポイントどちらを抜けていくのかをみていこうと思っています。

 

さて、大きなイベントが終了しましたが、意外なカタチでの終結といったイメージです。米失業率は事前予想とあまり変わらないところですが、前回、前々回はともに下方修正され、ISM非製造業景況指数は分岐点といわれる50を下回り、ECBは0.25%利上げしたのですが、ドルは下がらず。という結果になっています。ECBのほうは、今回は利上げするけど、次回以降は・・・という見方もあったので、そこまで驚かないですが、米経済指標がぱっとしない中、トリシェ総裁はドル高誘導発言ともとれる発言をして、経済指標ではなくて「サプライズ」で相場が動いたような印象です。

 

ま、いつも書いていますが、材料は材料。値動きは値動きなので、チャートをみていくしかないんですけどね。

では、また夕方お会いしましょう。

 

 

2008/7/3 木曜日

指標発表前

今日の東京市場は、今夜予定されている米雇用統計などの発表を控え、各通貨ぺアとも様子見ムードが台頭しました。ドル円相場は、106円を挟む水準で小動きとなりました。昨日、貯金高値の1.5850を突破したユーロドル相場も、今日の日中は、1.58台後半で膠着しました。また、ユーロ円相場も168円から168円50の間を方向感なく推移しました。

 

今夜はECBの政策金利発表やアメリカの雇用統計、そしてISM非製造業景況指数など、注目度の高い指標の発表が目白押しです。ちなみに市場予想は、失業率が前回より0.1%改善して5.4%、非農業部門雇用者数は前回より悪い-6万人程度が見込まれています。重要指標の発表ですので、21時30分の米雇用統計発表の時間帯での値動きには充分にご注意下さい。

 

明日、とっても長いローソクがついてなければいいですけどね。では、また明日の朝お会いしましょう。

 

 

 

ドル円105円後半

皆さんおはようございます。

 

まずは昨晩の主な経済指標の結果ですが、21時15分に発表された6月ADP全国雇用者数は-7万9000人となり、市場予想の-2万人に比べ弱い結果となりました。また、この日の欧米時間ではこれ以外に特に注目される経済指標の発表はありませんでした。

 

昨晩のドル円相場は、東京時間の終盤からロンドン時間にかけて上値を試す展開となり、直近の高値目安であった106円50レベルを上抜き、106円80手前までの上昇を見せたドル円ですが、NY時間に入ると、この日発表のADP全国雇用者数が予想を下回る数値だったことから、翌日に発表される雇用統計の結果を睨んだ売りなどにロンドン時間での上げ幅を削り、それまでのレンジであった106円ちょうど付近までの下落となりました。その後はダウが150ドルを越す下げを見せたものの、大きなインパクトとはならず、106円近辺での小動きとなっています。

 

usdjpy080703

 

ま、今晩は米雇用統計ということもありますので、その結果を見たいというところですが、昨晩は、ブッシュ大統領が「強いドルを望む」と発言したり、ラガルド仏財務相は「ドルを強くしたいというポールソン財務長官の強い希望を支持する。」と発言したりしていますね。ま、発言は発言、雇用統計は雇用統計といったところでしょうか。

 

それと今晩はECB理事会があります。0.25%の利上げをマーケットは織込んでいますが、トリシェ総裁の声明文がどの程度の強さなのかというところに注目が集まります。

 

eurusd080703

 

ユーロドルは20時ぐらいの安値から100ポイント強の上昇をみせていますね。

週足を見てみますと、

 eurusd080703b

 

今年の3月ぐらいから大きな意味では横ばいというか大きなボックス相場になっていました。基準線が支持線となっての展開が継続しているので、いわゆる中段保合いという状況なのかどうか。。。上にブレイクして、上昇トレンド継続、目標値はレンジの幅・・・そうなると相当な相場(といっても現状もそうかもしれませんが)になる可能性もありますし、そのきっかけが今回の雇用統計というようなことになるのかどうかというような視点でも今回のイベントを見ていきたいと思っています。

 

ではまた夕方お会いしましょう。

 

 

2008/7/2 水曜日

ドル円106円台回復

皆さんおはようございます。

 

まずは昨晩の主な経済指標の結果ですが、23時に発表された米6月ISM製造業景況指数は50.2となり、市場予想の48.5に比べ強い結果となりました。また同時刻発表の5月建設支出は、前月比-0.4%と、こちらも市場予想の-0.6%に比べ強い結果となっています。

 

sm080701

 

NYダウが3月の安値を更新する中ではありますが、製造業景況指数はダウと違う動きをしているというような解釈もできるかもしれないですね。ま、金融セクターと製造業は違うというか・・・。

 

昨晩の為替市場ですが、東京時間の終盤からロンドン時間にかけては106円割れから105円台前半までじりじりと下げていたドル円ですが、NY時間に入ると市場予想を下回るとのうわさが流れていたISM製造業景況指数が、予想を上回る数値だったことを受けドル買いが進んだほか、日中マイナス圏での推移となっていたダウが引けに掛けてプラス圏に持ち直す動きを見せたことなども好感され106円台を回復、東京時間でのレンジに戻る形となりました。

 

usdjpy080702

 

明日の夜の米雇用統計というイベント前でもありますので、だんだん動きにくくなるかも知れないですね。

しかし、わりと上下には動き易いようにも思いますのでリスク管理は十分注意が必要でしょうか。

 

usdjpy080702b

 

日足チャートでは2日続けての長い下ヒゲとなっています。今日は基準線が106.22に位置していますが、ここが抵抗となるのか抜いていけるのかをまずはみていこうと思います。10:30にオーストラリア5月小売売上高の発表がありますので、オージー円をお取組の方はその時間帯での値動きにはご注意下さい。では、また夕方・・・すいません。今日は昼から出てしまいますので、更新はここまでです。

 

ですから、夕方に書くべきところも少し。今晩は6月米ADP雇用統計、5月製造業受注指数、ポールソン財務長官の講演などがあります。ま、前述の米雇用統計の前哨戦のようなところもありますので、そのあたりの値動きにはご注意くださいね。ではまた明日お会いしましょう。

 

 

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三浦正弘
プロフィール
大学卒業以来、商品・為替・証券の営業及び運用に携わる。「ソウマサ・ドットコム」の正ちゃんとして日々の相場の解説をしていたことも。現在は、トレイダーズ証券マーケティング企画を担当。日経CNBC金曜日「前場NOW!」への電話出演や、日本証券新聞の「六本木FXナビゲーター」を執筆中。
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