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金から始める商品取引


為替証拠金取引(FX取引)の魅力


1998年4月、金融ビッグバンの一環として、従来の「外国為替及び外国貿易管理法」が大幅に改正され、新しい外国為替制度に移行されました。
この改正の最大のポイントは為替銀行制度の廃止にあります。つまり銀行などの金融機関以外の業種でも外国為替業務が出来るよう門戸が開かれました。これを機会としまして海外では人気の高かった外国為替取引が日本の金融商品として取り入れられるようになった次第です。そして、 これを機に個人向け商品として開発されたのが外国為替証拠金取引です。


 1.公平性&透明性(規模と情報) /  為替にホリエモンは居ません。

外国為替市場は、様々な金融市場のなかでも最も規模の大きなマーケットです。
BIS(国際決済銀行)の調べによると、2004年4月の一日当たりの平均取引高が1兆8,800億ドルとなっています。同じ2004年の東証の1日当たり売買代金の128億ドル(1兆4,074億円)、2005年のニューヨーク証券取引所の一日当たり売買代金561億ドル、などと比べると、いかに大きな市場か分かると思います。
マーケットが大きいということは、特定の参加者が相場操縦を行うことは困難になります。なぜなら、膨大な参加者がいる大きな市場(マーケット)で価格をコントロールするには膨大な資金が必要になるため、株式市場で問題となる特定企業の銘柄の価格操作のようなことをそもそもすることができないということなのです。
たとえば、各国の通貨当局が介入しても為替マーケットの流れ(たとえば円安とかバーツ高とか)を止められないというような報道がありますが、それはまさに、国家レベルの資金力をもっても大きな為替マーケットのトレンドは売り買いで流れを変えることができないということを象徴しています。

この事は大変重要なことで、個人投資家と、銀行など大口参加者の間にマーケットに参加する上での不公平(有利不利)が少ないことを意味しています。

また、株式市場などでは、インサイダー情報や、業界関係者のみが入手できる情報が多くあり、その手の情報は、特定関係者と一般個人投資家との間で、入手できるタイミングや情報量が大きく異なり、重要な情報をいち早く入手できる大口投資家に対し、最後まで情報を手にすることができない個人投資家は大きなハンデを負うことになります。
一方、外国為替市場においては、取り扱っているのは小さな企業の株式ではなく、国家の発行する通貨です。ある国の経済統計も政治関連のニュースも機関投資家と個人投資家はほぼ同じタイミングで同じ内容のニュースを入手することができます。(情報インフラの違いはありあますが、企業情報の隠蔽性と比べればとても公平です。)また、情報操作や粉飾決算のようなことも、先進国の通貨を取引している限りあり得ません。インターネットの発達もあり、個人投資家でも様々な情報をリアルタイムで入手できる環境が出来たからです。
以上を整理すると、外国為替市場はその市場規模(=大きい)と取り扱い商品(=通貨)の特徴により、価格形成の非常に透明な、個人投資家が不利な立場で取引することのない公平マーケットであると見ることができます。個人投資家にとって、貧乏くじを引かさせるのはもうこりごりですから。

 2.取引が24時間可能である  /  仕事後の1時間、パチンコ代わりに小遣い稼ぎ

外国為替市場は、唯一の24時間市場です。外国為替取引は世界中で取引が行われているため月曜日から金曜日まで24時間市場は開いています。月曜日の朝ニュージーランドのウェリントンから取引が始まり、その後市場はアジア市場に移り、ヨーロッパ、北米へと続いていきます。そして日本時間の土曜日の朝ニューヨーク市場の終了とともに1週間が終わります。つまり、個人投資家でも、日本にいながらオンライントレード(インターネット)により、東京時間の月曜早朝から土曜日の早朝まで自由に売買(取引)ができるのです。
(ただし、各取引会社のシステム保守時間は除く。)
取引所取引を基本とするような金融商品(株式など)は取引時間が制限されており、時々刻々変化する世界情勢を連続的に相場に織り込むことができません。つまり、取引ができない間に相場状況が一変してしまうというリスクを秘めています。逆に、外国為替取引のようにいつでも取引ができるというのはリスク管理がしやすいと言えます。夜間や日本の祝祭日に大きなニュースが出たときにも、外国為替ならすぐに新規に売買したり、持っていた通貨をカバー(処分売りや買い戻し)ができるからです。

 3.取引対象の親しみやすさ  /  株がだめでも為替があるさ

株式市場には数千種類の銘柄があります。なじみの薄い会社もたくさんあり、どの会社の株を取引するかを選ぶのも大変です。
一方外国為替市場で取引されている通貨は、一般の方でも知っている名前が並んでいます。通貨は、百種類以上ありますが、為替市場で活発に取引されているのはその中のごく一部です。現在市場で活発に取引されている通貨としては、米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円、スイスフランなどです。この他、オーストラリア・ドル、カナダ・ドルなどがあります。

4.円高でも円安でもチャンスがある  /  買いからでも売りからでも勝負できる

外国為替証拠金取引は外貨建MMFや外貨預金などと違い、株式の信用取引のように、円の売り・買いどちらからでも、取引開始することが出来ます。そのため為替が円高になっても円安になっても利益を得るチャンスがあります。また、外国為替証拠金取引の手数料(0円〜数十銭)は、外貨建MMFや外貨預金の手数料(片道50銭〜1円)の為替手数料と比べて圧倒的に安く、まさに為替に注目した投資として最適な取引です。

 4.スワップポイントという定期的利益もある / 寝ている間もお金を働かせるということ

外国為替証拠金取引では、通貨の売買益だけではなくて、毎日それぞれの通貨間の金利差(スワップポイントという)を受け取ることもできます。
たとえば、金利の高い国の通貨を買い金利の安い国の通貨を売ればその金利差を受け取ることができるのです。逆に金利の高い国の通貨を売り金利の安い国の通貨を買えばその金利差を支払わなければいけません。日本の場合、現在の金利はただ同然(ほぼ0%近い)なので、日本円を売り他国の通貨(ほとんどの国の金利は4%以上。南アフリカなどは7%近い。)を買えばほとんどの通貨で金利(スワップポイント)のメリットを享受することができます。
たとえば、レバレッジを10倍で1ドル=117円で1万ドルを円売りドル買いした場合、1日あたり約159円(06年10月5日の金利で計算)のスワップポイントが得られます。これを1年間に換算すると、なんと約6万円もの金額になります。
オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカのなどの通貨のスワップポイントなどは、さらに高額になります。








外国為替証拠金取引のリスク


ひとくちにリスクと言っても、利益を上げるために必要なリスクと、避けたいリスクの2つがあることを理解しておいてください。
レート変動リスクと金利変動リスクは、利益との裏返しですのでしっかりとリスクマネージメントして付き合っていく必要あり。一方、流動性、信用、システムなどのリスクは、利益には相関関係のないものなので繋がるものではありませんので避けておきたいところです。
リスクのない投資はありません。最近では各社より優秀なトレーディングシステムが提供されているので、リスクマネージメントを徹底すれば怖がる必要はありません。

 1.レート変動リスク

為替レートが変動することで、ポジションを持っているときに損失が出る可能性があるというリスクです。相場の変動がいつも思いどおりに動くとは限らず、損失が発生してしまうこともあります。為替レートには、証券取引や商品先物取引とは違いストップ高やストップ安などの値幅制限がありません。このために、大きな利益が期待できる反面、多大な損失が発生する可能性もあります。

2.金利変動リスク

外国為替取引ではポジションを持つとスワップポイントの受け払いが発生します。通貨ペアを構成する2つの通貨の金利水準が変動することにより、受け取れるスワップの金額が増減したり、ときには受け取りから支払いに変わったりします。

 3.流動性リスク

主要国の通貨(ドル、円、ユーロなど)では非常にまれですが、市場参加者が少なくなると市場が機能しない瞬間が生まれます。大きな事件が起きたり、重大なニュースが流れたりすると、市場参加者が一斉に売りや買いに走ったり、或いは取引を手控えてしまいます。そうなると、新規にポジションを作ることも手仕舞うこともできません。これが流動性リスクです。主要国通貨では比較的小さいのですが、スワップの受け取りが多いからといって、むやみによく分からない新興国通貨のポジションを大きく持ちすぎると、時に流動性リスクの為に思わぬ損失を被ります。このリスクは利益につながるものではないので、なるべく避けたいリスクです。

4.信用リスク

証拠金取引は為替証拠金取引取扱業者との相対取引です。万が一、為替証拠金取引取扱業者が倒産したときに、証拠金や利益金が返還されないリスクがあります。最近はそういった事が起きないように各社工夫をしています。通常は、各為替証拠金取引取扱業者は、お客様からお預かりした証拠金等を信託口座に預けておりますので、お客様の資産は保全されるようになっています。為替証拠金取引取扱業者は、金融庁(財務局)への届出が義務付けられています。まずこの登録番号があるかどうか、さらには、顧客から預かった資金の分別保管が適正に行われているか、などを、必ず確認してください。

 5.レバレッジしていることでのリスク

外国為替証拠金取引の大きな魅力は、レバレッジ(テコの原理)が使える点です。レバレッジとは元手資金の数倍〜数十倍の取引を行うということであり、小さな資金で大きな利益を得る為には欠かせない仕組みです。ただ、大きな利益を期待できる半面、レートが思惑と違う方向に動いた場合の損失も同じく大きくなるのでリスク管理と配慮が必須なのです。
レバレッジの限度は外国為替証拠金取引取扱業者によって決められていますが、皆さんの意思でレバレッジをコントロールすることもできます。
限度一杯にまで、資金を使う必要はまったくありません。時には敢えて、保有するポジションを少なくして、レート変動リスクに備える事も必要です。

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